免許返納をお考えですか?
その前に、愛車の価値を最大限に引き出しませんか?
「そろそろ親の免許を返納させたい」、「家族から免許を返納してほしいと言われた」、あるいはご自身の判断で運転をやめようと考えている方もいらっしゃるでしょう。運転免許証の返納は、安全な生活のために大切な選択です。
しかし、免許を返納すると、ご自身の車を運転できなくなります。そのまま車を所有していると、乗っていなくても駐車場代や税金などで毎年5万円以上のお金がかかってしまうこともあります。また、後から業者に回収を依頼すると追加費用がかかる場合もあります。
だからこそ、免許返納を考えているなら、不要になる愛車を価値があるうちに売却しておくことを強くおすすめします。手続きの順番としては、【愛車を売る】→【免許証を返納する】 が最もスムーズでお得です。
このページでは、免許返納の手続き方法とともに、愛車を少しでも高く売るための方法について詳しくご紹介します。
1免許証返納の手続き方法を詳しく解説
運転免許証の自主返納は、有効期限内の免許証を返す手続きです。自主返納の手続きは比較的簡単に行えます。
手続きができる場所
運転免許試験場、運転免許更新センター、または警察署の窓口で手続きが可能です。一部の都道府県では、交番や駐在所でも返納手続きができるようになっています。土日祝日や年末年始は手続きできない場所が多いので、事前に受付日や時間を確認しましょう。都道府県や市町村によっては、返納できる場所が決められている場合もあります。
必要なもの
自主返納に必要なものは、基本的に運転免許証のみです。免許証を紛失している場合や、引っ越しなどで住所が異なる場合は、マイナンバーカードなどの本人確認書類が必要になります。有効期限が切れた免許証は「失効」となり、返納扱いにはなりません。
手続きできる人
原則として本人が手続きを行います。ただし、病気や怪我などで本人が行けない場合は、代理人による申請も可能です。代理人が手続きをする場合は、本人の運転免許証に加えて、委任状と代理人の身分証明書(運転免許証、住民票の写し、マイナンバーカード、健康保険証、パスポート、在留カードなど)が必要となります。委任状は警察署や役所のホームページからダウンロードできる場合があります。手続き自体に費用はかかりません。
返納時の最大の注意点
免許証を返納する手続きに行く際は、絶対に自分で車を運転して行かないでください。返納後は免許証がなくなるため、運転すると無免許運転となり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。また、行政処分の対象となり、運転経歴証明書の発行も不可能になる場合があります。手続き場所へは、バスや電車などの公共交通機関を利用するか、誰かに送迎をお願いしましょう。
2免許証の代わりに「運転経歴証明書」を交付してもらいましょう
免許証を返納すると身分証明書がなくなってしまう、と心配される方も多いです。しかし、免許証を返した後でも、運転経歴証明書を交付してもらえば、公的な身分証明書として使用できます。運転経歴証明書には有効期限がなく、更新手続きは不要です。
交付方法
運転経歴証明書は、免許証を返納する手続きと同時に発行してもらうのがおすすめです。手続き場所は運転免許証の自主返納手続き場所と同じです。
必要なもの(返納と同時に申請する場合)
- 有効期限内の運転免許証
- 申請用写真(縦3cm×横2.4cm)1枚
- 手数料(1,100円 または 670円)
- 認印(都道府県によっては不要)
東京都の場合、運転免許試験場では職員が撮ってくれた写真も使用できることがあります。
返納後に申請する場合
運転経歴証明書は、免許証を返納してから5年以内であれば後から申請することも可能です。ただし、この場合の必要書類は返納時と異なり、運転免許の取消通知書(あれば)、住民票・マイナンバーカード・健康保険証などの本人確認書類、申請用写真、手数料が必要です。また、後日申請では返納を行った場所で申請できない可能性があるので注意が必要です。自主返納から5年以上が経過すると、運転経歴証明書は交付してもらえません。そのため、自主返納と同時に交付申請を行うのが確実です。
再交付と特典
運転経歴証明書を紛失したり汚損したりした場合は、再交付が可能です。また、運転経歴証明書を持っていると、自治体によってはバスやタクシーの割引・優待が受けられる場合があります。申請手数料を負担してくれる自治体もあります。ただし、平成24年3月31日以前に交付された旧制度の運転経歴証明書ではこれらの特典が受けられない場合があります。その場合は再交付手続きをすることで現行の証明書に変更できます。
3免許返納前に!愛車を高く売るための最適な方法
運転免許証を返納すると、車を運転できなくなります。車を売却する場合でも、店舗へ自分で持ち込めなくなるため、出張料や手数料がかかる可能性があります。また、車の売却手続きに運転免許証は必須ではありませんが、所有者確認のために提出を求められる機会が多いです。免許が手元にあれば、自分で車を持ち込み、複数社で見積もりを取ることも可能です。
さらに、車は時間とともに価値が下がっていくのが一般的です。新車登録から7年で価値が急降下すると言われ、1年遅れるだけで売却額が大きく変わることもあります。1年以上放置すると価値がほぼゼロになることも。
そのため、免許返納を決断したら、愛車を価値があるうちに売却することをおすすめします。面倒な名義変更の手続きなども車買取業者に任せられるため、手間も省けてお得です。
愛車の査定方法の種類
愛車の売却額を知るための査定方法には、主に以下の2つがあります。
- ディーラーや買取業者に直接依頼する
- 車一括査定サイトを利用する
方法1:ディーラーや買取業者に直接依頼する
この方法では、自分で優良な業者を見つけ、1社ずつ査定を依頼する必要があります。申し込み方法も各社で異なるため、非常に手間と時間がかかります。さらに、競合がいないため、相場よりもかなり低い価格で安く買い叩かれてしまう危険性があります。大手でも不正を行う悪徳業者がいる可能性もあり、自分で優良業者を見つけるのは難しいです。1社だけの査定では、その価格が適正かどうかの判断もつきません。
方法2:車一括査定サイトを利用する
インターネット上の車一括査定サイトを利用すれば、一度の情報入力で複数の車買取業者にまとめて査定を依頼できます。これにより、個別に問い合わせる手間が省け、申し込みは最短45秒、5分程度で完了するものが多いです。
なぜ車一括査定サイトを使うべきなのか?
車一括査定サイトの最大のメリットは、複数の買取業者があなたの車の査定額を競い合うという点です。この競争原理が働くことで、本来の査定額よりも高く買い取ってもらえる可能性が高まり、愛車の最高価格を知ることができます。
また、複数の業者から査定額が提示されるため、愛車の適正な市場価格や買取相場(最高値・最低値)を簡単に把握できます。これにより、悪徳業者に安く買い叩かれるリスクを回避できます。
さらに、多くの車一括査定サイトは完全無料で利用できます。査定額に納得がいかなければ、必ずしも売却する必要はありません。まずは気軽に査定額を知りたい、という場合にも最適です。
一括査定の唯一の注意点と対策
車一括査定サイトを利用する際に、「大量の営業電話がかかってくる可能性がある」という注意点があります。多くの業者があなたの車を買い取りたいと考えている証拠でもあり、うまく交渉すれば相場より高く売れるチャンスにもなりますが、電話対応がストレスに感じる方も少なくありません。
このような大量の営業電話を避けたい場合は、以下の特徴を持つ車査定サイトを利用するのがおすすめです。
- やり取りする業者数が限定されているサイト
- 申し込み後すぐに概算査定額が表示され、実車査定に進む業者を絞れるサイト
- 査定依頼先を自分で選択できるサイト
- 電話対応が1社に限定されているサイト
4主要な車一括査定サイトのご紹介
ソースの情報に基づき、いくつか主要な車一括査定サイトとその特徴をご紹介します。各サイトにはそれぞれ強みがありますので、ご自身の状況に合わせて最適なサイトを見つけてください。
ナビクル
特徴:
- 申し込み後すぐに愛車の買取相場(最高値・最低値)がWEBでわかる。入力時間はたったの45秒。
- 最大10社から見積もりを比較でき、愛車の最高額がわかる。多くの業者が競い合うため高額査定が期待できます。
- 下取りより平均22万円高く売れるという実績があります。
- 累計査定依頼件数470万件以上の利用実績が豊富で、東証一部上場企業グループ会社が運営しており安心です。
こんな人におすすめ:
今すぐ愛車の相場を知りたい人、実績が多く信頼できるサイトを使いたい人、愛車をできるだけ高く売りたい人。
MOTA(モータ)
特徴:
- 一般的な一括査定のような大量の営業電話がなく、やり取りするのは高額査定をつけた上位最大3社のみ。電話対応のストレスを減らせます。
- 最大20社が査定額を競い合うため、高額査定が期待できます。
- 申し込み後、最短3時間で概算査定額をWEB上で確認できるので、実車を見せなくても査定額がわかります。
こんな人におすすめ:
面倒な電話対応を減らしたいけれど高額査定を希望する人、実車を見せずに手軽に概算額を知りたい人。
ズバット車買取比較
特徴:
- 32秒の簡単入力後、愛車の査定相場(最高値・最低値)がすぐに表示される。6ヶ月後の相場予想も確認できます。
- 査定依頼先を自分で選択できるため、業者数を絞り込むことで大量の営業電話を回避できます。
- 最大10社の査定額を比較可能で、利用者数250万人以上の実績があります。
こんな人におすすめ:
売却を迷っていて相場を知りたい人、自分で依頼先を選びたい人、できるだけ多くの売却額を得たい人。
カーネクスト
特徴:
- どんな車でも0円以上の買取保証があります。年式が古い、走行距離が多い、故障している、事故車、水没車など、他社で断られた車も買い取ってもらえる可能性が高いです。
- しつこい営業電話がなく、電話1本で手続きが完結します。来店は不要です。
- 全国どこでも無料で引き取りに来てくれます。
- 面倒な廃車手続きや必要書類の手続きを全て無料で代行してくれます。自動車税の還付金も受け取れます。
こんな人におすすめ:
年式や走行距離が多い車、故障車、事故車、不動車など、他社で値がつかなかった車を売りたい人、手間なく手続きを任せたい人。
その他にも、どんな車も1万円以上買取保証のソコカラ、オークション形式で高額査定を狙えるユーカーパック、廃車買取に特化しどんな車も0円以上で買取保証、手続き代行無料のナビクル廃車買取、独自の海外ルートを持つセルトレ、どんな車も0円以上買取保証の廃車ツヨシ! など、特徴のあるサイトがあります。
まとめ
免許返納は人生の大きな節目です。安全な運転を卒業される一方で、不要になるお車をどうするかという問題も発生します。免許返納前に愛車を売却することで、維持費の負担をなくし、さらにまとまった売却代金を得られる可能性があります。
愛車の価値を最大限に引き出すためには、複数の買取業者に査定を依頼し、競争させることが重要です。車一括査定サイトを利用すれば、このプロセスを簡単かつ効率的に行うことができます。まずは無料で愛車の相場を知ることから始めてみませんか?
査定してもらったからといって、必ず売却する必要はありません。納得できる金額が提示された場合のみ、売却を検討すれば良いのです。